・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
「最後は、2人の世界よ☆

 『麗華・・・』

 『憂くん・・・』

 二人は見詰め合ってブチューゥ☆★

 でデートプランは完成よ♪」


「チュウする時はちゃんと目をつぶるのよ!!

 相手に、可愛いぃ!

 って思わせたもん勝ちよ!」


麗華は二人のアドバイスを必死にメモった。


「分かりましたわ!

 これで憂様のハートは鷲掴みですわね。

 御先生方、ありがとうございました。

 今日のところはわたくしが支払わせていただきます。」


麗華はそう言いお財布からブラックカードを取り出した。


「ちょっと待ったぁ~~~!

 現金を持つ癖を付けなさい!

 男が初デートでブラックカードなんか見たら

 引くわよ。

 俺なんて…って卑屈になっちゃうんだから!」



「へぇ~。今日は本当に勉強になったような気がしましてよ。」


麗華なりの精一杯の気持ちだった。

二人にはそれが十分伝わっていた。

親友ってやっぱエェもんやなぁ~。
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