・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
「何処のDinner予約してくださってるのかしら?」


麗華は尋ねた。

 
「予約?してないけど…

 食えれば何処でもいいっしょ?!」


「えぇ。。。

 何処でもよろしくってよ。」


30秒歩いただろうか。

憂は暖簾を掻き分け、店内に入った。


「へい!いらっしゃい。」


焼き鳥屋だった。


「ここの旨いんだぜ!」


憂は慣れた手つきで注文した。

憂の新鮮なエスコートに

麗華は着々とロックオンされた。


『憂様はなんでも知ってらっしゃる…

 彼こそまさしく、わたくしの将来の相手に相応しいわ!

 この手つき

 この身体

 このお顔

 何処をとっても

 PERFECT☆』


麗華は完全に舞い上がっていた。
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