・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
麗華は美脚を存分に発揮させた

超ーミニのスカートを穿き

隅田を呼んだ。


「車出して!」


「お嬢様学校ですか?」


「当たり前じゃない。

 学生だもの。」


隅田はすぐさま車を玄関先まで運んだ。

後部座席を素早く開け

麗華を車に誘導した。


「今日は何の授業ですか?」


「さぁ・・・?

 退屈じゃないのがいいわね~。

 あっ!

 ちょっと止めて。」


家の門を出たところで、

麗華に引き止められた。

これもまた恒例だ。


「皆さん、Good Morning!

 今日もおすそ分けよ。

 幸せは分かち合いましょ~。」


なんと、麗華の家の門の周りには

ホームレスのおじさんが5~6人座っている。


麗華は朝の残りのパンを差し出した。


「ありがとう!麗華様~。」


ホームレスのおじさん達は

声をそろえて感謝する。

麗華いわく、

これは『恵まれない方への愛の手』だそうだ。

趣味のボランティアとは

このことだった。。。

少し飽きれるが

本人は本気だ。

まぁ、ホームレスのおじさんも喜んでいるのだし、

ここは良しとしよう(笑)
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