アイ・ラブ・おデブ【完結】
総務部のフロアに入り、部長に挨拶をする

部長からは庶務課への配属が言い渡され、庶務課長に引き継がれる

「平野さん…渋井課長からあなたのことはよろしくと念を押されています
彼はあなたが戻れるように頑張ったみたいですが…
ここも住めば都ですから…
頑張ってくださいね!」

とにこやかに案内をしてくれたのは、元いた営業2課の渋井課長と同じくらいの年齢の佐々木課長だ

佐々木は神経質そうな目付きをした背の高い痩せた男性だ

…渋井課長…
そうだ…戻ったことを挨拶しなくちゃ…
あたしのこと覚えてくれてたんだ…って半年しか経ってないんだ…忘れないか…

庶務課には施設・備品担当と各種事務手続き担当に分かれていた

小夜は事務手続きを主に行う先輩社員…近藤に紹介された
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