アイ・ラブ・おデブ【完結】
「これがお前の出した答えなのか?
コウ!小夜さんに連絡して迎えに行ってくれ」
車の鍵をコウに渡し、部屋を出ていかせた
二人きりになり、マサの苛立ちはさらに増していく
「納得する説明をしろ!!
店の事は…こんな書類はどうでもいい!
お前が大切にしている人をなぜ一人にするんだ?
あの環って女に騙されているのか?」
マサは一見すると無口な冷めたようなヤツに思われるが実は熱い男だ
自分の思いに真っ直ぐで一度火がつくと手が付けられなくなる
店のことで何度ぶつかったか…
他人のことで熱くなれるなんて…いいヤツだ
そんな親友までも失おうとしている
「今まで…僕の我が儘に付き合ってくれてありがとう…
マサは最高の友だと胸を張って言えるよ…
だから任せられるんだ
店の事も…全てを…」
「…お前…大切なものは自分で守らないと駄目なのは分かっているんだろ?
俺が守るのは俺の家族だ!
任せるなんてどの口が言ったんだ!」
今にも言葉以外のものが飛んできそうな程、怒りを含んだ声に怯みそうになる
コウ!小夜さんに連絡して迎えに行ってくれ」
車の鍵をコウに渡し、部屋を出ていかせた
二人きりになり、マサの苛立ちはさらに増していく
「納得する説明をしろ!!
店の事は…こんな書類はどうでもいい!
お前が大切にしている人をなぜ一人にするんだ?
あの環って女に騙されているのか?」
マサは一見すると無口な冷めたようなヤツに思われるが実は熱い男だ
自分の思いに真っ直ぐで一度火がつくと手が付けられなくなる
店のことで何度ぶつかったか…
他人のことで熱くなれるなんて…いいヤツだ
そんな親友までも失おうとしている
「今まで…僕の我が儘に付き合ってくれてありがとう…
マサは最高の友だと胸を張って言えるよ…
だから任せられるんだ
店の事も…全てを…」
「…お前…大切なものは自分で守らないと駄目なのは分かっているんだろ?
俺が守るのは俺の家族だ!
任せるなんてどの口が言ったんだ!」
今にも言葉以外のものが飛んできそうな程、怒りを含んだ声に怯みそうになる