アイ・ラブ・おデブ【完結】
メロンの前に、きらりお薦めの天丼店へとやってきた
そこは、少し田舎道を入ったひっそりとした小さな店だった
店の壁にはズラリと写真が貼られており、芸能人か有名人かと思った
…違う…
よく見ると、どの写真の人物も皆同じものを持ってピースしている
それは"賞金"と書かれた赤い水引が結ばれたのし袋だった
「ここのマウントフジ天丼がお薦めなのよぅ~」
きらりはワクワクした目で、調理場のオヤジを見つめながら言った
店の壁には写真の他に、チャレンジャーのための注意書きが脂ぎった紙に書かれている
30分という制限時間と、エビのシッポまで食べるというオヤジこだわりのルールだ
そこは、少し田舎道を入ったひっそりとした小さな店だった
店の壁にはズラリと写真が貼られており、芸能人か有名人かと思った
…違う…
よく見ると、どの写真の人物も皆同じものを持ってピースしている
それは"賞金"と書かれた赤い水引が結ばれたのし袋だった
「ここのマウントフジ天丼がお薦めなのよぅ~」
きらりはワクワクした目で、調理場のオヤジを見つめながら言った
店の壁には写真の他に、チャレンジャーのための注意書きが脂ぎった紙に書かれている
30分という制限時間と、エビのシッポまで食べるというオヤジこだわりのルールだ