アイ・ラブ・おデブ【完結】
だが、命令は逆らえない…絶対服従なのだ

珍しく一緒にグラスを傾けようなんて、何かを企んでいることは明らかだった

けれど、もうそんなことを詮索するのは正直疲れた

…この状況を変えられないなら、いっそ環の思うがままにすればいい
何を望んでいるのかはその格好が物語っている…

ワインを飲み干し、疲れた体を引きずるように部屋に戻った

シャワーで綺麗さっぱり何もかも落としたかったが、重たい体はそれを許さなかった

部屋着に着替え、歯を磨くのが精一杯だった

ベッドに倒れこむように横たわれば、瞼なんて開けていられない

…疲れているがこんなにも眠いなんて…
ずっと不眠だった
おかしい…あぁ…ワインか…
やはり、環は仕組んでいたんだな…
もういい…好きにしたらいい
この体など、もうどうでもいい
だが、心だけは…渡さない
眠らせてくれ…
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