アイ・ラブ・おデブ【完結】
菊地の後にやって来たのは、隣の営業1課にいた萩原(ハギワラ)という女性だった
萩原の手には綺麗なネイルがされていて、まつ毛がくるんとした可愛い人だった
何より仕事が出来て、パソコンを打つ手は速すぎて小夜の目には見えない
いつも仕事をさっと片付け、定時にはもういない
残業をしている姿を見たことない
小夜は菊地と仲良くなれたように萩原とも近づきたくなった
「萩原さん…あの…これ
よっ良かったら…どうぞ」
お茶の時間にコーヒーとバナナチョコおかきを持って行った
小夜の手にしている物をチラッと見てすぐに
「あら~ごめんなさい~
私~いま歯医者に通ってぇ~
そういうのダメなの~
ごめんなさい~」
…そっそうか…
歯医者さんに行くとダメなんだ…
知らなくて…謝らせてしまった…
「こっこちらこそ…すみません」
萩原の手には綺麗なネイルがされていて、まつ毛がくるんとした可愛い人だった
何より仕事が出来て、パソコンを打つ手は速すぎて小夜の目には見えない
いつも仕事をさっと片付け、定時にはもういない
残業をしている姿を見たことない
小夜は菊地と仲良くなれたように萩原とも近づきたくなった
「萩原さん…あの…これ
よっ良かったら…どうぞ」
お茶の時間にコーヒーとバナナチョコおかきを持って行った
小夜の手にしている物をチラッと見てすぐに
「あら~ごめんなさい~
私~いま歯医者に通ってぇ~
そういうのダメなの~
ごめんなさい~」
…そっそうか…
歯医者さんに行くとダメなんだ…
知らなくて…謝らせてしまった…
「こっこちらこそ…すみません」