アイ・ラブ・おデブ【完結】
そんな楽しい時間が半年くらい過ぎた頃、きらりはテレビを見ながら突然叫んだ

「ああっ!!
あたしこれに出たい!
いやっ…出る!」

それは視聴者参加の大食い番組だった

小夜は自分の中から沸き上がる興奮を押さえきれず、目を見開いて叫んでいた

「うん!
きらりにピッタリだよ」

手を取り合い熱くなる女二人の横で、柏木はいつものクールな顔ではなく、ニヤケ顔できらりを見ていた
< 19 / 1,499 >

この作品をシェア

pagetop