アイ・ラブ・おデブ【完結】
「小夜ちゃん!良かった良かった!」

と言いながら小夜の頭を撫でてくれたのは稲本さんだった

「いっ稲本さんっ!
ご心配おかけしました
色々調べてもらったみたいで…
ありがとうございました!」

小夜は持っていた皿を置き深々と頭を下げた

「いやいや…おじさんは小夜ちゃんに会えなくなったら…
悲しいからなぁ~」

「あたしも…かっ悲しいですっ」

稲本さんはしわくちゃのいつもの笑顔を見せてくれた

その後ろからとても大きな人がみんなより大きな皿を持って近づいてきた

「せんぱ~い!ここは楽園っす~!こんなに美味いもん食べたことないっす!
あんなに綺麗な人が作ったなんて感激っす!」

熊のように大きな体を左右に揺らし感激している
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