アイ・ラブ・おデブ【完結】
柏木がカウンターに座り、一人でビールを飲んでいた

「智也?どうしたの?
なんだか浮かない顔しちゃって…」

「あぁ…」

柏木はなぜ萩原がこんな手の込んだ嫌がらせで、小夜を陥れたのか考えていた

会社を辞めさせたかったのだろうか…
何か別の目的があるのか…

のんきに料理を頬張り、皆と笑っている小夜を見た

「…これで解決したのか?」

「そうね…
手放しで喜べる訳じゃないのね
会社のことは終わったけど…
小夜ちゃん自身に何も無ければいいけど…」

リームの予感が外れることを願った
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