アイ･ラブ･おデブ【完結】

「この間の会議室で一連の流れは話した通りだった
なぜ萩原くんがこんなことをしたのかは…」

そこで渋井は目の前に置かれたお茶を飲み、少し話ずらそうに続けた

「その前に…
平野くんは…企画部の柏木くんとお付き合いしているのかな？」

小夜は質問の意味が分からずキョトンとしていたがすぐに首を横に振った

「やはり…そうだったか…
萩原くんは…柏木くんとお付き合いしたいと…考えていたようだ
しかし…君たちが一緒にいるところを見たそうだ
とても楽しそうに仲よく車に乗っていたところを…

それで君が…平野くんが会社にいなければ柏木くんが自分に振り向くと思ったそうだ
………