アイ・ラブ・おデブ【完結】
昼休みの食堂に小夜はいた

辺りをぐるっと見回し、川口を窓際のテーブルに見つけた

そのテーブルはキラキラ・キャピキャピと女子社員たちが集まっていた

…うっ!一番苦手な軍団だな…
まだおじさんの集団の方が話しかけられるよ…
でも…行ってみるか…

小夜は恐る恐る川口に近づいた

「あの~…川口さん…昨日は…」

川口の斜め後ろに立ち前屈みになって小さな声で話しかけた

「えっ?」
と振り返った顔には笑顔が溢れていたが、小夜を見ると険しい表情になった
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