アイ・ラブ・おデブ【完結】
グラスに注がれた烏龍茶を飲む姿も色っぽい

妖艶なリームに見とれていた小夜は自分の姿を見て少し落ち込んだ

…これじゃあ…遥さんの傍は相応しくないんじゃ…
遥さんが…恥ずかしい思いをするんじゃない?

いままで太っていることを悔やんだことはないが、遥のことを想うと少し違った

「小夜ちゃん!
ちょっと雰囲気が変わったわね…
この間、一緒にいらした笹原さんとはどう?」

遥のことを考えていた小夜はリームの言葉にドキリとした

「…そっそっそそれは…
はっ遥さんとは…
お会いして…います
…昨日も今日も…ランチを作ってくれて…
その前は…お店に招待してくださって…
美味しい料理を…食べさせてくれます」

自分の膝を見ながらぼそぼそと話した
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