アイ・ラブ・おデブ【完結】
小夜も自然と笑顔で手を振っていた

目の前まで来ると遥は
「おはようございます
今日はこれをどうぞ!」

いつものように袋を差し出した

小夜は受け取ると持っていた袋を代わりに差し出した

「いつもご馳走さまです
料理人の遥さんに渡すのは恥ずかしいけど…
良かったら召し上がってください!」

昨日パスタが入っていたタッパーに、夜のうちに作った切り干し大根を詰めて渡した

遥は小夜から大切そうに受け取り、
「感激です!
ありがとうございます!」

少し涙目になっていた

「駅まで一緒に行きましょうか!」

今日は小夜がそう言って遥の横に並んだ
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