アイ・ラブ・おデブ【完結】
「待たせた…」

砂肝を頬張ったまま、振り返るとすぐ後ろに柏木がいた

…!来た~!
座って!座ってちょうだい!

小夜はニヤケ顔で隣の椅子に置いたバッグを退かした

…さあて何から聞いたろか!
いきなりプロポーズの言葉はないよな…
じゃじゃじゃあ……

「オマエ、男できたのか?」

…そうそう男……っておい!
あたしの話かい!

今日は柏木ときらりのことをレポーター並みに聞くつもりだった小夜にとって、予想外の質問だった
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