アイ・ラブ・おデブ【完結】
小夜はテーブルを見つめて小さな声で呟いた

「アイ ドント ノゥ…」


その言葉を理解したアンジェラは、両手を上にかざし肩を竦めた

小夜は情けない自分に泣きそうになった

そんな小夜にアンジェラは早口で何か言い、笑顔で腕を引っ張る

…よく分からないけど…励まして…慰めてくれてるのかな…

手を引かれるままについて行くと、家の裏手の牛舎に来た

そこには、産まれて間もない子牛や大きな体の雌牛が沢山いた

…うわぁ~!オージーさんがいっぱいいる!

アンジェラはテキパキと作業を始めた
牛の乳絞りを機械で行うらしい
その作業を邪魔しないように牛を見て回った
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