アイ・ラブ・おデブ【完結】
「そうか!どんなヤツなんだ? 年は?
仕事は何してるヤツなんだ?
小夜ちゃんのこと大切にしてるのかい?

心配だなぁ~
小夜ちゃんの彼なんて!
今度おじさんに会わせてくれないかい?
おじさんがソイツを見極めてやるから!

ねっ!小夜ちゃん!!」

稲本の勢いに押され、気がつくとコクコクと首を縦に振っていた

「ヨシッ!」
と立ち上がり、小夜の掌にいつもの飴を2つ乗せた

「じゃあ約束だよ!」

と言い残しフロアを出て行ってしまった

…稲本さんって娘さんでもいるのかしら?
なんだか…父親みたいな顔になっていた…
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