アイ・ラブ・おデブ【完結】
次の朝、小夜の携帯がなった

「おはよう!小夜
準備はできた?
今アパートの前に来たよ
もう出られるかな?」

今日は自転車の練習の約束をしている

動きやすいパンツスタイルで
(小夜はいつもそうなのだが…)階段を降りるとすぐ側の道路に黄色い車が見えた

駆け寄ると、車にもたれ掛かっている遥がニカッと笑った

「少し暑いけど雲っていて、いいかもね!
じゃあ行こうか」

車の上には前輪を外した赤と青の自転車が乗せられていた

…あれっ?タイヤがない…
どうするのかな?
< 627 / 1,499 >

この作品をシェア

pagetop