アイ・ラブ・おデブ【完結】
小夜の言葉に飯岡は目を細めて頷いている

「気になったと言われても…」

ぐるりと店内を見回して、一台の自転車で小夜の目が止まった

…あっあれ…いい色だなあ…
今整備してるとこかな?

手前に置いてあり、周りには工具が並べてある

「小夜…小夜はこれが気に入った?」

嬉しそうな声が小夜のすぐ後ろから聞こえた

振り返ると遥が小夜の肩に手を置き、その自転車へと近づいた

「やっぱこれが小夜に合うよね
僕の目に間違いはなかったな!」

うんうんと頷き小夜と自転車を交互に見つめている

…ん?合ってるって?
どういうこと?
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