アイ・ラブ・おデブ【完結】
「それでは皆様、本殿の方へとご案内致します」

巫女姿の女性に連れられて、祭壇のある部屋へと向かった

今日は身内だけの式のため少人数での移動だ

きらりのご両親に兄夫婦と姪っ子、柏木の母と姉夫婦とリーム、小夜の10人である

二人にとってかけがえのない家族の中に、仲間入りさせてもらえただけで小夜は涙が溢れそうになる

どこか遠くから雅楽の音が聞こえ柏木が袴姿で現れた

…あらら…もっと七五三みたいなのを期待してたのに…
顔がいいと何でも着こなすのね…
ちっとも突っ込み所がないじゃない!

後から静静と部屋の中にきらりが姿を見せた
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