アイ・ラブ・おデブ【完結】
「小夜…これまで書道を習っていたの?
とても素敵な書だと思うの…
一緒に部活をやってみない?
私…小夜とやってみたいの!
どう?ぜひ考えてみてよ!」

…え?部活?入ろうと思ったことなかった
けどやってみたいな…
あっ…帰りが遅いと…駄目だ…

「や…山岡さん…」

「やあね!山岡じゃなくて!」

由美子は楽しそうに小夜の腕を叩いた

「ゆ…由美子…さん…
部活は遅い時間までやるの?
あたし…家には遅く帰れない…
ごめんなさい…」

「あっ!それなら大丈夫!
活動時間は決まってないの
好きな時に来て、好きな時間に帰ってOKなの!
三年生はいないし…
休んでも大丈夫
かなり自由な部活よ」

…へえ…そうなんだ…
そういうことなら…できるかな…
お母さんに相談してみようかな
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