アイ・ラブ・おデブ【完結】
あんなに楽しくやっていた部活も今は何も感じない

墨の匂いも分からない
何て書いたのかも思い出せない

そんな小夜の変化に由美子が気づかないはずもない

「どうしたの?小夜…
具合が悪いの?
書に気持ちが籠っていないよ」
書に表れた小夜の変化を指摘した

「…大丈夫…」

説明なんて出来ずにただ一言そんな風に言うのが精一杯だ
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