アイ・ラブ・おデブ【完結】
そんな辛口コメントにも叔父であるマスターはニコニコしながら

「由美子…人の心配はいいよ
由美子こそ、その口を直さなくちゃ彼氏もできないし逃げていくよ
いいのか?」

漫才の掛け合いのような会話をいつもしてくれ、小夜の頬を緩ませる

「ねえ小夜…私考えたんだけど…
髪を金髪にしてみない?」

突然の由美子の提案にびっくりして言葉も出ない

「あのね…題して"不良になって嫌われます"作戦!
どうかなあ?」

黙って聞いていたマスターが呆れた顔をして由美子を見た

「由美子…そんなのは黒く染め直されておしまいだ…」
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