アイ・ラブ・おデブ【完結】
小夜は三日ぶりに自宅に帰ってきた

ぼ~っと自分の部屋に入り、ベッドの上に仰向けに寝転んだ

…ふぅ~っ…ますますどうしたらいいのか…分からない
このまま結婚してはいけないことだけは、はっきりしているのに…
でも…あの事をババ様に話せば…どうなってしまうか…
でも話すしか…ない?

圭輔が部屋に入ってきてベッドに近づいた

「おかえり…小夜…
どうだった?
…やっぱり桜井良ニに何か言われたのか?
俺が行けば良かったな…ごめん
…お土産は…なんだ?
東京の美味しい物はたくさんあるからなあ…
楽しみだ!」

「あっああ~!
そうだった!お土産!
ケイ…」

ベッドから勢いよく起き上がり圭輔の手を掴んだ

「ケイ…ごめん
お土産を買い忘れちゃった
新幹線に乗る前に買おうと思っていたのに…
本当にごめん!」
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