アイ・ラブ・おデブ【完結】
嵐が過ぎても腹は空く
次の日の朝、いい匂いに包まれ小夜は目覚めた

…史上最高の目覚めだ

お腹のゴム跡をボリボリと掻きながら、居間を覗くとテーブルの上には焼き魚や卵焼き、納豆、キムチ、しょうが焼き、ハンバーグの他にもソーセージやサラダ、アイスコーヒー、コーンスープ、りんご、ロールパンが並べられている

ガスコンロの上には味噌汁まであり、まるでホテルの豪華朝食バイキングのようだ

「おはよう
すぐに食べられる?どうする?」

柔らかい笑顔の菊地がそこにはいた


寝起きからガッツリ焼肉だって食べられる小夜だけど、先にシャワーをすることにした

シャワーを浴びながらリームの言葉を思い出し、しっかり話を聞こうと自分自身を勇気付けた
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