アイ・ラブ・おデブ【完結】
「マスター!ブレンド3つね」

そう言いながら入ってきたサラリーマン達は奥のテーブルに座った

洗い物を終えた小夜は手を拭きながらトレイを持ち

「お冷やとオシボリをお持ちすればいいですか?」

とカウンターの中に聞いた

「悪いね…助かるよ」

とコーヒーをドリップしながら片目を閉じた

「いらっしゃいませ」

と小さな声でサラリーマンに声をかけ、水の入ったグラスを置いた

続いていい匂いの立ち上るコーヒーを運んでいると次々に客が来店した

小夜は注文を聞いたり、運んだりと目まぐるしい時間を過ごした
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