アイ・ラブ・おデブ【完結】
「じゃ、小夜ちゃんお疲れ様
明日もよろしくね
帰り…気を付けてね
圭輔くんもすまんね!ありがと」

カウンターの中からマスターが笑顔で見送ってくれた

隣を歩く大きな弟はご馳走になったホットサンドがえらく気に入った様子で、すでに明日の帰りを楽しみにしている

「小夜…いい店だな!
明日もその先もずっと迎えに来るから!」

すっかりマスターに胃袋を鷲掴みにされたようだ

「そうでしょ!美味しいよね
日本一の喫茶店だよね
あたしもマスターのパンケーキなら何枚でも食べられるよ」

ご機嫌な二人は鼻歌混じりで帰路についた
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