アイ・ラブ・おデブ【完結】
夏休みが始まる頃にはマスターのギブスも取れ、以前のように動けるようになった

しかし、小夜のバイトは続けることになり、毎日マスターの店に通った

学校のない日はモーニングの時間から暗くなるまで働き、今まで味わったことのない充実感を感じていた

初めてのバイト代では両親と祖母にプレゼントを送った

しかし、祖母は受け取らず部屋の前の廊下に投げ出されてしまった

…ババ様…いつになったら許してもらえるのかな…
どうすれば…

祖母の態度が緩むことはなく小夜の心を苦しめていた
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