アイ・ラブ・おデブ【完結】
「もしもし…あの…小夜は今、話せないみたいなので…
代わりに私が…
小夜の兄の大輔といいます」

と小夜に代わって遥と電話で話始めた

すぐ横で大輔は話しているが、今の小夜の耳には聞こえていないのか目を閉じ体を震わせていた

少し会話をした大輔はパタンと携帯を閉じ、握りしめた小夜の手を開いて渡した

「……や…さや!
今日は俺の部屋で結美と寝てくれるか?
俺は圭輔と婆さんに付いているから…」

そう言うと結美の待つ部屋に連れていってくれた
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