私だけの、不良なヒーロー。





「え?何で、守山くんが」
「くん言うな、気持ち悪い。」



彼はそう言いながら私に近づいてきた。



「何でそんなとこで座り込んでんだ。」




そう聞かれて、ますます混乱しながら彼を見上げる。





「ノート、持ってきたら、何かに躓いて...」




そう言い訳みたいなことを言ってると、


はぁ、とため息をつかれた。



「ごめん...」





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