私だけの、不良なヒーロー。





映画を見終わって、すでに暗くなっていたので、守山くんは送ると言ってついてきた。







他愛もないことをしゃべりながら暗い道を私の家まで歩いた。





まぁ、しゃべっていたのは私だけで、彼は相槌を打っていただけだけど。









それだけでも嬉しい、それだけでもいいと思う私は結構重症だ。









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