私だけの、不良なヒーロー。




優しい顔をして空を見上げる彼。





私は急にあせった気持ちになり。







「あたしは、あんたが好きなのに」





気がついたら、口走っていた。





彼はびっくりした顔をして私をみた。




その表情がたえられなくて。






私はその場から走って逃げた。








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