青い空の下で【短編】
ずっと片思いしてた。
海斗はモテるから...
だからいつもこうして海斗ファンに交じり
海斗の野球姿を見てきた。
でも...海斗に好きな人がいるなんて知らなかった。
もう...諦めるしか...
「ちげぇ―よっ俺の好きな奴は...」
そう言って海斗は歩き始めた。
そして立ち止った場所、
そこは...
「嘘....」
海斗が私の目の前に立ってる。
幻覚だと思った。
それか、
「立ってる場所間違ってませんか?」
そう聞かないと