青い空の下で【短編】

ずっと片思いしてた。


海斗はモテるから...


だからいつもこうして海斗ファンに交じり


海斗の野球姿を見てきた。


でも...海斗に好きな人がいるなんて知らなかった。


もう...諦めるしか...


「ちげぇ―よっ俺の好きな奴は...」


そう言って海斗は歩き始めた。


そして立ち止った場所、


そこは...


「嘘....」


海斗が私の目の前に立ってる。


幻覚だと思った。


それか、


「立ってる場所間違ってませんか?」


そう聞かないと

< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop