青い空の下で【短編】
「はぁ?!私の名前にケチつけるき?!最っ低な男」
「優!!」
海斗の声がグラウンドに響き渡る。
そしてみんなの注目の的となる。
あ、もともとか...。
「な...何よ」
海斗の真剣な目に吸い込まれる。
「三浦 優、明日の試合に勝ったら俺と付き合って」
その言葉と共に自分の顔が一気に赤面したのがわかった。
赤面と共に意識も飛んでいく...
なんだかクラクラして...
「おっおい優!!優...ぅ..ゅ..」
あ、海斗の声だぁ
でも、だんだん遠ざかっていく。
そんなの今はよかった。
ただ嬉しくて
ずっと夢に見てきたこと
海斗と両想いになること...