〜ショタ君の恋愛〜
……キ〜ンコ〜ンカ〜…「あぁ〜終わった〜帰ろ〜ぜ〜」

「今日オレん家来いよ。」

「いいぜ、さっさと行こ〜ぜ。」
生徒達の楽しそうな声でチャイムの音が消されていく。

そんな中、1人階段を急いで降りている少年が独り言のように呟く。


……お前には放課後たっぷり手伝ってもらう…か…

へへ、誰があんなやつの言うことを素直に聞くんだよ


階段を降りた零は玄関にそのまま走って行った。
と、その時、曲がり角から1人の少年が出てきた。
もちろん、かなりいいスピードを出していた零は止まれることもなく、その少年にぶつかった。


「いって〜(×_×)」

「っつ〜(x_x)
わり〜ちょっと急いでたから…
大丈夫か?」

「大丈夫…だけど…
お前は…水川零か…?」


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