オレ様彼と天然彼女
「「ちわ~」」

翔太君と、芳樹君が来た。

「はい、お見舞い」

「わ~い。

プリンだぁ。ありがとう」


三人がどっと笑った。

「何で笑うの?」

「「「元気そうだから」」」

三人が、口をそろえて言った。

私は、プーっと

口をとがらせた。


「私、これから、

翔太とデートだから行くね」


「え~、もう行っちゃうの?」


「大丈夫。芳樹は

もう少しいるから。ね?!」

「えっ、ちょっと、お前ら」

芳樹君の言葉は無視して

行っちゃった。

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