オレ様彼と天然彼女
笑顔の芳樹君。

・・・・

なんだか、

胸が痛んだ。


「芳樹君、おはよう」

芳樹君が振り返った。

「愛華、おはよう。」

芳樹君の目線は、

啓太に向いてた。

笑顔の、啓太。

不機嫌な芳樹君。

「芳樹君、そのかわいい子、

どちら様?」

「コイツは、隣のクラスの

真美。」

「初めまして。真美です」

「こちらこそ、はじめまして」

私は深々と頭を下げた。

「そんなに、かしこまらなくても」

真美ちゃんに笑われた。

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