赤い恋
なんか、シグレの事なのに自分の事のようで悔しくなり、
私はわざと大きな声でいった。
シグレは笑いながら、ほっぺにキスをしてきた。
「ちょっとー!やめてよ」
私はあまり抵抗しない。
だっていつもの事だから。
でもその瞬間…
「キャーーーッ!」
そのシーンを見ていた女子が悲鳴をあげた。
「今…篠原さんのほっぺに佐々倉君がキスした!」
皆の視線が私たちに向けられる。
「えと、あの…いつもの事だから。気にしないで?」
私の発言で、よりいっそう騒がしくなる。
「まぁまぁ。みんなー。俺ら幼馴染なんだから」
シグレの発言で皆なるほど、といった顔で頷いていた。
それでも教室のざわめきはとまらなかった。
すると、急に八神が立ち上がった。
「あ!俺、アオバに校舎案内してもらうんだったー」
はあ?
そんな約束してないですけど…?
と、言おうとしたのに。
八神は私が口を開く前に、私の手をとって教室の外へと引っ張り出した。
私はわざと大きな声でいった。
シグレは笑いながら、ほっぺにキスをしてきた。
「ちょっとー!やめてよ」
私はあまり抵抗しない。
だっていつもの事だから。
でもその瞬間…
「キャーーーッ!」
そのシーンを見ていた女子が悲鳴をあげた。
「今…篠原さんのほっぺに佐々倉君がキスした!」
皆の視線が私たちに向けられる。
「えと、あの…いつもの事だから。気にしないで?」
私の発言で、よりいっそう騒がしくなる。
「まぁまぁ。みんなー。俺ら幼馴染なんだから」
シグレの発言で皆なるほど、といった顔で頷いていた。
それでも教室のざわめきはとまらなかった。
すると、急に八神が立ち上がった。
「あ!俺、アオバに校舎案内してもらうんだったー」
はあ?
そんな約束してないですけど…?
と、言おうとしたのに。
八神は私が口を開く前に、私の手をとって教室の外へと引っ張り出した。