姫様は男子高生?!
「ハッ……ハァっ…」
やっとついた。
だが時間は、もう8時30分。
一個前の電車に乗れてれば…
「ちくしょうッ!」
そして、俺は目の前にある門…ではなく目の前にいる男を見た。
「君は誰ですか?」
まったく知らない人物が俺の前で顔を赤くして立っている。
マジで…だれ?
「あ…あのぉ、姫李ちゃんだよね?」
カチン…
いや抑えろ俺!!!!
ここでキレるなよ…。
「まぁ、名前的にはあってるよ?」