私だけの俺様王子
そう言って、ぶんぶん手を振る旬。



そして


取り残された愛羅と俺。



フラッ――――



あー


めまいが・・・。



俺は愛羅にもたれかかった。


「あ。わりぃー。」


「・・・寝よ。」


「は?」


「ちゃんと寝なきゃダメだよ!今日、一日私が看病してあげるから!」


「ん。」


叱られた。


怒るとこも可愛いんだな。




看病・・か・・・。
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