私だけの俺様王子
「なにしてんの?」



え? 誰・・・??


「は? お前に関係ないだろ。」



「でもさ、先輩、学校でもナンパするとか趣味、悪いですよ?」



「っっ。おい、行くぞ。」



す、すごっ!! あの先輩を追い払うなんて・・・。



なんて、すごい人なんだぁ~!!



あ。お礼言わなきゃっ。


「あの、ありがとうございます。」



ペコッ。っと私は頭をさげた。


「別に。てか、もっと警戒心もったら?」


うっ・・・。自分では十分、もってます・・・。


そして、自分の顔を上げたとき・・・。



そこのあった顔は・・・
< 12 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop