私だけの俺様王子
『嬉しいに決まってんだろ。バーカ。』


当たり前じゃん。


だったら、俺から告白なんかしないっつーの。



『それはよかった。お前が軽い気持ちなら俺が付き合おうかと思ってた。』


へー。ふーん。


ぜってー渡せねーし。





『そろそろ切っていい?隣で愛羅が寝てるんで。』


俺はなんだかイラだって、自慢げに話した。


・・・俺ってかなり嫉妬するな。







これも全部、愛羅のせいだけどな。







『・・・幸せものだな。じゃあな。』



ブチッ――――



一方的に切られた。
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