私だけの俺様王子
また、照れてる・・・。


「じゃっ!俺はこれで!」


モヤモヤする・・・。


なにか伝えなきゃッ!なにか・・・。


あッ!そうだ!



「咲月先輩!」


思った以上に大きい声がでた。


うわっ。恥ずかしいことしちゃった・・・。


でも!


「私、私ッ!先輩に来夏をとられて憎んでたけど、今日話してみて、安心しました!来夏をよろしくお願いします!」


あ~・・・。やっちゃった。


先輩、唖然としてんじゃん。

来夏も隣で。


「ははっ。了解!」


ペコッ――――


先輩の笑顔は眩しかった。


キラキラしてた。


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