私だけの俺様王子
「よかったね。来夏。」

私は来夏に微笑みかけた。


「愛羅ちゃん・・・。大好きッ!」


ガバッ!!


「「ずっと、一緒だよ!」」


幸せだった。


幸せすぎた。


なにもかもがうまくいくわけじゃない。


私は、それをこれから思い知らされるのだった。







キーン、コーン、カーン――――


「泉、います?」


「えっ!!/// いいいいい、いますけど///」


ただいま私は泉の教室に来ています。


近くにいた男の子に話しかけたのがまちがいだったかも。


顔を真っ赤にされても困るし。


私の顔になにかついてる・・・??


恥ずかしいー///



「じゃぁ、呼んで?///」
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