私だけの俺様王子
どうしちゃったの?恭ちゃん。


今日の恭ちゃん、あきらかにおかしいよ・・・。




キーン、コーン、カーン――――


もうお昼か・・・。


そろそろ、泉たちの教室に行かなきゃ。



すると――――


「愛羅!」


恭ちゃんに呼びとめられた。


「ん?どうした?」


「さっき言った言葉・・・忘れんなよ。」


ぜんぜん、意味が分からない。


でも


恭ちゃんが忘れるなって言ってるから、忘れないでおこう!


「うんッ!」



それから、私は泉たちの教室へと向かった。






「なんで伝わんねーんだよ・・・。」



恭ちゃんがそうつぶやいたのも知らずに・・・。
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