私だけの俺様王子
「そうだなぁー・・・。今日は俺の家に泊まりにくるみたいだし?」


し、しまったぁ〰!!!!!!



うちって運悪すぎ。


こういう日に限って・・・こんなめにあうんだ!



はぁー・・・・。




「じゃさ、一緒に寝るだけでいいよ。」

意外な発言に私もびっくりした。


ほんとぅに・・・?


それだけでいいの?


それはそれでありがたいけど・・・。



今日、いつもの泉じゃないみたい・・・・・。



「なに?ものたりない?」


「ち、違ッ!」


そういいかけたとき、もう遅かった。


唇はみごとに泉の唇によってふさがれた。




や、やられた・・・・・。



それも、校門前で!


周りの下校中の女の子たちからは冷たい視線。

そして、男子からはうらやましそうな視線。




それぞれ、私にとってはいたいたしい視線だった。
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