私だけの俺様王子
「いいよっ!なんでも聞くよ!」


そういって、微笑んでくれた。



・・・・来夏。ありがとう。




心の中で唱えた。








「泉と別れたこと知ってるでしょ?」


「うん。」



「私ね・・・、泉のこと今でも好き。会いたい。これって、許してもらえることなのかな・・・。」


神様はいつも、意地悪してくる。



私にだけ、不運をあたえるんだ。






「愛羅・・・神様が許してくれなくても、私が許してあげるよ!」


「なにそれ・・・。」



思わず、笑ってしまった。


来夏って神様より上なの?



そう考えると、笑いがとまらない。
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