私だけの俺様王子
振り向くと・・・




やっぱりそこには泉がいた。



「俺に・・・話があったんじゃねーの?」



エスパー・・・?なんで人の心、読むのよ・・・。



「そう・・、だよ?」



ウソなんか言ってない。



「さぼるぞ。」



「え。ちょ、泉!?」






グイッとひっぱられる。



泉の手・・・ひさびさ。こんなに大きかったっけ?



忘れちゃいけない過去を、私は忘れてる。













泉のつれていかれたところは・・・




泉の家。




わたしたちの出会いの場。
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