私だけの俺様王子
『はい。こちら如月財閥でございます。どちら様ですか?』


「あの!恭ちゃん、じゃなくて・・・如月くんのクラスメイトの如月愛羅です。」



『あぁ、坊ちゃまの婚約者の・・・。今日は、どんなご用事で?』


「はい、ちょっとお話がありまして・・・。」



『来ているのは愛羅さんだけですか。』


「あ。いえ。友達も一緒です。」



はぁぁぁぁぁぁ・・・。



質問多すぎだよ!


早く、いれて!



でも、もう少しの辛抱だ。




『お名前は?』


「藍崎泉です。」


『かしこまりました。では、おはいりください。』


やっと、終わったぁ~・・・。


こんなに質問されるなんて思ってもみなかった・・・












ギー・・・・・・



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